「人類の叡智を絶やしてはいけない」
この書評ブログのコンセプトであり、私の信念でもあります。
教育とは「伝えること」。
しかし、このネット時代において、多くの情報の流れが生まれました。
そんな中、「伝える」という手段も多様化してきています。
その手段の1つとして、古くから“本”というものがあります。
ただ、インターネットが普及する前と比べ、伝達手段としての“本”というのは、
力を失ってきているようにも思えます。
それでもしかし、これまで私たち人類は、4,000年も前から“本”というものを媒介として、
“知”というものを伝えてきました。
これはある種、DNAに刻まれている伝達手段なのではないでしょうか。
つまり、インターネットがどんなに普及・発達しようが、
“本”という形態や手段で“知”を伝達するという行為はなくならないと私は考えています。
ただ、1つ危惧していることがあります。
それは、あまりに情報が増えてしまったがために、
読まれる本に“偏り”というものが出てきてしまったということ。
宣伝・広告なども含め、流行っているだけというだけで注目される書籍の陰に隠れて、
本来的に優れたコンテンツが詰まった書籍に注目が集まらなくなってしまったように感じます。
その感覚は、日に日に増していきます。
もちろん、流行っている書籍がすべて悪いということではありません。
ただ、「流通」や「販売力」のせいで、良質な書籍が陰を潜めてしまっているというのも事実だと思います。
そんなロウソクの灯火のように消えかかってしまっている書籍に、
「どうか、この本に注目して!」
そんな私のエゴイズムからスタートしたのがこの書評ブログというわけです。
こんな偉そうなことを言っている私も、正直なところ、
これまで5,000冊ほどしか本を読めていないのが現状です。
「仕事が忙しい」を言い訳に、読書を怠ってきたというのが本音であり、
その戒めの気持ちも含めて書評ブログをスタートしました。
それに、これからの時代は良質なインプットでより一層大きな差が出てしまう
と考えています。
ですので、私がこれまで読んできた、そして、これから読んでいく「ビジネス書」・「実用書」・「専門書」
たまにコミックの中で、決して途絶えて欲しくない“知”、
そして、きっとあなたのお役に立つ“叡智”が詰め込まれた書籍たち、
そんな書籍を中心に紹介していくサイトにしたいと思っています。
もちろん、私も一人の人間で、紹介する書籍や、書評にはどうしても偏りは出てしまうと思います。
特に、専門書は、「教育」や「学習」、「心理学」、「自然科学」に偏ってしまうと思います。
それでも、この書評ブログがあなたの人生をより豊かにすることに貢献できましたら、何より嬉しく思います。
人類の叡智を、ぜひあなたの手でも伝えていっていただければ嬉しいです!
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(書籍の紹介をお約束できるものではないことを、予めご了承いただければと思います。)
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